ドルオタ備忘録

要するに夢を見続けたい

NEWSIES 備忘録

このブログは備忘録なようなものです。

個人的な感想とネタバレが含みます。ご了承ください。

11/12 梅田芸術劇場 昼公演を観劇しました。

 

まず、一言を言うとしたらすごかったの一言。

正直、今まで高校時代の音楽の授業でたくさんミュージカル映画を見てきたけれど、

生で観劇したことはなかった。

だからどういう感じでミュージカルが進んでいくのかもわからないし、どういう風にセットなどが動くかとかは何も知らないまま行ったのだ。

結論から言うともっとミュージカルを生で見たい、、、。と思えるほど心が動かされたし、本当にすごい作品だった。

目当てはもちろん自担の京本大我だったが、べつにきょもがいなくても、興味のミュージカルなら見てみたいと思ったのだ。

 

NEWSIESの世界観を簡単に言うと、孤児や貧困になってしまった少年たちが、生きるために新聞を町の人々に売りさばくのだが、その売る新聞はさらに会社(つまり新聞を書いている会社)から、買わなければ売ることが出来ず、自分たちの生活費が無くなるという圧倒的に少年たち側が不利な状態で話は進んでいく。つまり新聞を売りさばく少年たちがNEWSIESと言われている。この不利な状況がさらに不利になる状況になる。新聞が値上がりしてしまうのだ。これ以上値上がりしてしまうと売りさばいても結局今と稼ぎが一緒でなおかつ売れ残ってしまった新聞は引き取ってもらえないため、NEWSIES側が良く思わない。だからストライキを起こして、新聞の値段を戻してもらおうという話である。

 

まず、最初に出てきたのは、ジャック(京本大我)とクラッチー(松岡広大)が寝てセットから出てきたときえ????死体??とも思いました。不謹慎ですね、、、。

そこから物語は始まります。

 

感想部分になります。思いのまま文字を打つので、何言ってんだこいつとなるかもです。

 

本当にこれだけは言えるんですけどマジできょも歌が上手になった!!!!

冒頭に言ったように、ミュージカルは初めて見たので、ミュージカルの舞台に立っている京本大我を見たことはないし、コンサートでの歌声、歌番組などでしか聞いたことないけれど本当にうまくなってった、、、。

たぶんというよりきょもの声質的に平均的な男性より声が高い。

だからよく上ハモを担当しているし、Imitation Rainの高音パートを担当していると思う。そんな彼が今までならたぶんだけどちょっと苦しそうに歌っていていたはずの音域だと私は思う。其処が主に歌われているところだと思う。絶対音感じゃないし、かといって楽器を触ってきたわけでもないけど本当に余裕で歌えてたし。感動した。

 

1回の観劇だからなにもアドリブの場所が分からないからなんとも言えないけれど本当に演技も普通にうまかった。と言うよりも普通に喋っている声とジャックを演じている時の声が違った。京本大我の中にはジャックの声はこういうイメージがあるんだろうなというのが声だけでも伝わった。

力強さがあってちょっとだけ儚さもあるようなそんな感じだ。たまに梶裕貴ボイスのような声もあったので声優オタクもしていた私にとってはなんか嬉しかった…(松岡広大くんは福山潤のような声だった)

サンタフェを1幕ラストで歌っているところは本当に感動した。クラッチーが逮捕され、大切な人を失ったジャックが喪失感でいっぱいになったジャックが不安とこのままストライキし続けていいのかという悩みとニューヨークから逃げたいと感じているのがものすごく伝わった。ミュージカルは凄いなって改めて感じた。ただでさえ演技で感情を出すのは難しい話だ。でも、それに歌というものが加わってくる。余計に感情を出すのが大変だと思う。だからこそ凄いなと思ったのだ。SixTONESの楽曲を出す時に表現力の幅が広がっていることを期待してます!

 

ニュージーズのキャストさん本当に皆さん歌が上手かった。やっぱりみなさん本当にその道の人だからダンスもバレエのダンスも歌もめちゃくちゃ素晴らしくてどこ見ても楽しい!って思えるような感じだった。ディズニーだからハッピーエンドを迎えるのは当たり前だけどそこに向かっていくまでのすべての内容が良かった。本当に……

 

キャサリン役のゆうみさんはめちゃくちゃ可愛くてドレス似合いすぎでは???さすが宝塚出身の方…って素直に思いました。そしてあんなに細い体であれほどの声量の歌声がでるとかもう無敵じゃないですか……骨抜きにされそうでしたw

演技ももちろん上手であんなに敵対していたジャックのことを最後では本当に好きな人だと思えるような表現でめちゃくちゃ素敵でそれだけで泣きそうになりました。女性だからヒールでやっていることもあってタップダンスの時に折れないかな…とか変な心配をしてしまったのですが、タップダンスってヒールで踊れるんですね??音は音源かもしれないけど(あやふや)でもちゃんと踊れてるし努力されたのかな?と思いました。本当に可愛かった…あと声もスーパー可愛かった……

 

クラッチー役の松岡広大くんは本当に凄いっていうか足の引きづり方が本当に毎日そういう風に生活してるような感じで凄かった…まじで圧巻でした。

もうそのイメージが大きすぎてクラッチーのところはずっと足を追ってました。監獄のところの演技も本当に素晴らしかったし、なによりもハイパー前向きポジティブ人間クラッチーが体いっぱいに演じられていて、でも繊細なところは繊細に演じられていて解釈するのが上手なのでは…って思いながら見てました。ジャックとクラッチーの相棒感も素敵で最後に出てきた時に泣きました……

 

デイヴィ役の加藤清史郎くんは子役のイメージがどうしても離れなくて(こども店長)調べたら同い年でびっくりしたんですけどその面影もあるからか、すごく大人びいてるけれど、ちょっと子供っぽい思考があると感じたデイヴィにぴったりだったなと個人的には思います。他のニュージーズ達と違って学校に通っていたからの賢さとだんだんストライキに対して貪欲になっていく姿が上手に演じられていたなと思いました。赤髪めちゃくちゃ似合ってました👍

 

主要キャストさんの感想はこんな感じです。

言葉選びが下手くそで伝えたいことが分からないことが多かったと思いますが、そこはご了承ください。デイヴィの弟役の子役の子もすごくて、あんなに体格差あるのに大人に交じって同じ動きしてて普通のダンスとはやっぱり違うと思うんですよ。動きを大きくしないと埋もれてしまう…でもちゃんと存在感もあって愛嬌もあってあの歳の年代の子!って言う素直さと無邪気さがしっかりと演じられていて本当に圧巻でした!

 

長々と書きましたが、生まれて初めてミュージカルを見たのがニュージーズで良かったなと個人的には思います。来年も再演があったらいいなと思いつつ、ニュージーズカンパニーが無事に完走出来たことにスタンディングオベーションをしたいと思います。 

本当にお疲れ様でした!